火薬学会2017年度春季研究発表会

昨年末に無事帰国し,日本の食を満喫しているTMBです.最近皆さんいろいろとご多忙で更新が滞っておりますので,久しぶりに学会報告をいたします.

5/25-26の日程で開催された,火薬学会2017年度春季研究発表会に参加してきました.会場は青山学院大学 青山キャンパス.渋谷~表参道という,若者や大学生に人気な,とてもお洒落で華やかなところです.関東出身であり東京には何度も足を運んでいながら,この界隈には初めて足を踏み入れたというあたり,筆者の人となりが分かるというものです.

今回は,火薬学会で発表した論文で賞をいただきましたので,授賞式と受賞講演に行ってまいりました.非常に恐縮ではありますが,その名に恥じぬように今後も研究に精進し,社会に貢献していく所存です.

さて,火薬学会について.その名のとおり火薬に関連するものなら何でも扱っています.筆者は爆風という切り口で関わっていますが,爆薬や燃焼・化学反応,爆発や安全工学などなど,裾野が広く大変勉強になります.特筆すべきは応用研究と企業の参加が多い点でしょうか.火薬で何ができるか,どう使うかという部分を重視した研究者が多いように感じられ,非常に興味深いです.

またその大きな特徴のひとつが,懇親会の豪華さだと思います.なにせ学生が少ないもので,食べ物が余るということもあるのですが,なんと火薬学会の懇親会では毎回ビンゴ大会(!)が行われます.大いに盛り上がるなか, 筆者は20位くらいに列を揃え,チョコレートの詰め合わせを頂戴しました.