平成28年度 衝撃波シンポジウム

すっかり報告が遅くなってしまいましたが(記事の日付をいじりました)、去る3月8日から10日までの3日間、神奈川県は横須賀市で開催された平成28年度衝撃波シンポジウムに参加してきました。こちらは日本衝撃波研究会が主催の学会で、名前のとおり衝撃波とつく様々な分野の方が集まってディスカッションを交わす場です。毎年1回日本各所で開催され、近年は伊香保温泉や熊本(震災の本当に直前で、震災のときにはつい先日訪れたところが…とショックを受けました)で開催され、今年は横須賀開催でした。

SWSPは航空宇宙分野の衝撃波研究を主としているため、主として空気中を伝わる衝撃波、を扱っていますが、衝撃波は様々な媒質中で観察される現象です。本学会では水中衝撃波や固体衝撃波など、異なる媒質中を伝播する衝撃波に関する研究や、衝撃波の医療応用など、衝撃波が関わる幅広い分野の研究の最前線を知ることのできるということが特徴です。

毎年3月に開催されるため、卒業生は中々…参加が難しいというのが淋しいですが、普段聞くことのない分野の話を聞くことができるのはよい刺激になると思うということと、若手の育成に力を入れている(と個人的には思っています)学会なので、学生の皆さんこそ、積極的に参加してほしいと思います。ありがたいことに昨年度に賞をいただいたため、懇親会にて一言お話させていただける機会をいただきました。そこでも学生さんに是非がんばってほしい、とお伝えしたと記憶しています。

研究分野の若手、というと40歳未満や35歳未満、というのをよく見かけますが、本学会の講演賞の対象は32歳以下、となっており、SWSPの卒業生でもM1のときに発表賞を受賞した学生もいましたので、これから発表することになる皆さんには是非受賞を目指してほしいと思います。

 

残念なことにちょうど出張続きでバタバタしていて学会の様子を撮影してくるのをすっかり忘れていました。横須賀の名物(海軍カレーとネイビーバーガー?)は食べてきましたので、海軍カレーの写真を貼って報告に変えさせていただきます。

 

神奈川県在住の時期もあった著者ですが、横須賀は初訪問でした。アメリカの方が多くて、日本なのに異国情緒あふれる?街というのが印象的でした。