伊良湖釣行 前編 風の巻

突然ですが,この写真を見てください.数人がしゃがんで集まっています.何の儀式をしているのでしょう.それは・・・

はいどーもHGです.(決してハード〇イなどではない)

10連休も終わりですね.今日は一週間前のこと,研究室の仲間で2日間伊良湖に釣りに出かけた話をしましょう.長くなりそうなので今回は前編ということで.

今回のメンバーは

  • KBT:生粋の釣り人.そしてドライバー.車をゆりかごに変える魔術師
  • IMT:今回の旅が成立するのに必要だったキーパーソン
  • KT(p-cat): 風呼びの男かもしれない.
  • SZK:スーさん.今回,新しく買った竿とリールで挑み・・・
  • ASI:新規M1.KBT君の弟子.
  • HG:この記事の筆者.釣りに行くたびに何かを失う人

の6人.というわけで,KBT君の運転する車で名古屋から伊良湖に出発!途中,車のドアが正常に閉まらなくなったり,フロントガラスにかけられていた交通安全のお守りが外れて落ちていたり・・・なんか不吉な予感がするも,目的地に着いたわけです.

車から降りると

全員「「「「「「風強っ!!!」」」」」」

見よ,この木のなびき方を!

ちょっと指が写っちゃった・・・(笑)風が強かったから仕方ないよね
またちょっと指が写っちゃった(笑)でもやっぱり風が強かったから仕方ないよね!

しかし,目の前にはきれいな白い砂浜と広大な海原が.吸い寄せられるように,というか,半ば吹き飛ばされるようにみんなで波打ち際目指して歩いていきました.

風向きは砂浜→海.ええ,そりゃもう体中にに容赦なく砂嵐がたたきつけて痛いのなんのって.まるで小粒の散弾銃.

「よし,無理だ.撤退!」

あの,指が写り込んでいることで必死さを感じ取ってほしいです・・・

ねえ,信じられる・・・?この写真で全員が歩いている方向は左から右なんだよ・・・.なぜかって?後ろ向きに歩かないと顔面に砂の散弾銃を食らうからさ.

長い道のりを後ろ歩きで車に戻ったところで,辺鄙なところに建つ,傍目にはやっているのかどうかもよくわからない食堂で昼食をとることに.

食堂のご主人「こんな風の中,まさか釣りじゃないよね?」

全員「「「「「「まさか~そんなバカな~(笑)そんなわけないじゃないですか~(汗)」」」」」」

図星. ・・・そして,この日の強風はフェリーや電車の運行に影響を及ぼすほどだったという・・・

まあ,さすがに釣りはあきらめました.でも我々にはまだBBQが残っている!!

実は,釣りをしながらBBQするつもりで,道中に肉や飲み物を買っておいたのです.釣りはできないが,せめてBBQだけでも・・・ということで,海ではなく山のほうにあるキャンプ場に向かった一行.

BBQといっても,KBT君が持ってきたA4ノートぐらいの小型グリルで肉を焼きます.これを大人の男6人で囲むと・・・

IMT君は「ナマッ」と言って生焼け肉ばかり食べてました

このようになります.実は冒頭の写真はこれを後ろから見たところです.傍目からは何やってるかわからないですね. でもおいしかった!

なんだかんだで夕方になりました.今回2日間の旅程ですが,ASI君はアルバイトで,KT君は強風と寒さに心が折れて(というかなぎ倒されて?)1日目で離脱することに.

残るは4人.IMT君のはからいでIMT君のおばあちゃんの家に泊めてもらえることに.(非常に助かりました.さすがにこの風と寒さで車中泊とか野宿はヤバイ.死にます.)おばあちゃんの家にはIMT君のお母さんとIMT君がいつもかわいがっている弟君もいました(たしかにかわええ).おいしい夕飯とビールまで用意してもらって,強風にあおられた疲れが癒されました.温かい田舎の家というのはいいものです.おいしいご飯,楽しい談笑,白熱するスマブラと麻雀,気持ちの良い風呂で夜を過ごし,終わり良ければすべて良しという言葉がぴったりな一日を終えました.

IMT君のおばあちゃん家でくつろぐスーさん

しかし,目的の釣りができていない!明日こそは!4時,いや早すぎて起きられないから5時起きで出かけるぞ!と決意し床に就いたとさ (後編に続く)